2017年10月12日木曜日

かかるべきコストの見直しを

jr.です

まだ少し暑い日が続いていますが、近々いよいよ秋本番となるようです。今夏の喧騒より、弊社の能力もかなり低下しているという実感があります。設備の見直しも考えていかなければならないですが、現状喫緊の課題は人材です。なかなか難しい時期で、そんなにせかせか就職しなくても食えればいいという若い人たちが増えています。仕事にどういう魅力をもたせるかが、今後経営者の課題であると思っています。弊社の社員は皆真面目で黙々と作業をしますが、休日出勤が続くと体が心配になります。こんな時期でもありますので、休日に出なくてもいい方法を早急に考えなければならないです。しかし、短納期フル加工を売りにしている弊社は、なかなかシフトチェンジもすぐには難しい現状ではあります。コストもかかっており、通常の単価にて特急案件をうけるのは厳しいと言わざるを得ません。
 何に手間取るのかというと、これが現場作業もしかりですが、事務作業が一番大変です。様々な案件に対する検査資料の整理ですが、これにかかるコストはサービスになっています。お客様の方で行っている立会検査なども、ほぼ無償で行っているという事実があります。つまり製造に関する検査、証明書発行などは一部を除いてはほぼ無償なのです。通常の業務で処理できない資料作りは、日々の残業や休日に出勤してすることが当たり前となっており、これにかかるコストはその資料作りには反映されません。この事実は、昔から変わっておらず、業界全体からも見直しの声は近年高まっていますが、何も動きはありません。政治に訴えても、大企業につぶされてしまうのでしょうが、その声は届かないようです。それで政府は暢気にプレミアムフライデーや、ノー残業を声高に訴えており、問題の把握は全くしていないようです。中小零細企業が抱える問題をおざなりにして、大企業優先の政治を行い、そして日本の企業の8割を占める中小零細企業の衰退を招いているのです。本当にこの国はおめでたいです。(笑)
 弊社だけで声をあげても、現状は踏みつぶされるのですからお客様に丁寧に説明して理解を得るしか方法はないでしょう。しかし右へならえにはなりませんので、期待薄な方法です。こうして少しでも業界の実態を理解してもらうように、公に訴えていくしかないでしょう。

「かかるべきコストを見直し、適切な費用を頂く」

 弊社はこの秋、証明書発行の簡素化を図るために会社のコンピューターシステムを再構築しました。これにかかる費用は膨大です。しかし、それに伴う価格への反映は現状厳しいです。そんな会社は、弊社だけじゃないはずです。もっともっと我々中小零細企業の実態把握に努めてほしいと切に願います。