2011年7月23日土曜日

ネット社会。

 jr.です

 最近SNSと呼ばれるソーシャルネットサービスがあちこちで良くも悪くも話題となっています。はじまりは、ブログ(ウェブログの略)と呼ばれる、ネットでの公開日記でした。この日記にはコメントが返せるようになっていて、日記を書いた人と意見のやり取りができ、ネットワークを形成していったのです。それらを発展させたのが、アメブロ、mixi、グリー、twitter、facebookとなっていったのです。私はこれらをすべて体験しております。というか、ネット歴からいうとこれらのSNSが始まる前から、ずっと以前からコミュニケーションツールとして、ネットを利用しているので、突然生まれたようなSNSに戸惑いはありませんでした。
 始まりは大学生の時。もうかれこれ十数年前です。まだ、パソコン自体もそんなに家庭に一台というような普及はしていないころです。学生情報誌の編集者だったので、ワープロをよく使用していました。当時のワープロでは画期的で、パソコン通信サービスのできるワープロでした。同じ大学の学生のコミュニティ通信があり、しょっちゅうアクセスして交流を深めていました。今でいうところのSNS、当時は学生BBSと言われていました。いわゆる電子掲示板です。今でも残るBBS(2ちゃんねる等)の前身ですね。当時はチャット(リアルタイムに文章で会話)することもできました。もちろん電話回線なので、電話代はかかりますが。学生時代に、すでにネット社会を経験していたので、今の時代の変化に対応できているのかもしれません。
 しかし、大半の人はそんなに長くネット社会を経験していない人ばかりだと思います。生まれた時からすぐインターネットにふれている今の子供たちとは違って、大人の人の中には、よくネットの事を知らないで、ネットの情報をうのみにして、ネットの話だけを信頼して、行動する人も多くいます。私たちがネットを始めたころは、「ネチケット」という言葉がありました。(今はもう死語でしょうが。。)「ネット上でのエチケット」をくっつけた言葉なのですが、それはネット上での最低限度守らなければならないことは守ろうという、ネット用語だったのです。昔、私がBBSをやっていたころはネチケットを守らない人に対しては厳しく
接して、みんなでネット環境を守ろうとしました。そのころも、いろいろとBBSに対しての偏見は多くて、ネットはそんなに悪いものではないと、仲間とともに議論したこともあります。
 今のネット状況はまるでネチケットがない状態だと言えます。特に個人の情報や問題が垂れ流し状態になっていることに辟易しています。それはBBSのころとは違い、SNSという双方向のメディアの発達が原因といわれますが、要は個人のモラルが低下しているのです。言葉というのは、口に出すよりも文章にして残すほうがずっと重いものだという認識がないのです。これまでネット上で私は何人もの人を傷付けてきました。それは口に出した言葉ではなく、ずっと残ってしまう文章で相手を気付かないうちに傷つけていたのです。文章と口に出す言葉では、絶対に文章の方が難しいのです。言葉は一瞬ですが、文章はいったん頭で考えて出す言葉です。だから余計に本音が中につまるのです。自分の思っていることとは違う嘘のことでも、本当にとられてしまうのは、そこに少しでも自分の本音がつまるからです。だから、ネット社会では、決して軽はずみな行動をとってはいけないのです。それが出来る人は、ネチケットを理解している人しか、してはいけないのです。
 長々と書きましたが、最後にこれだけは言いたいので。ネット社会が悪いのではなく、ネットを使う人間が悪くなっているのです。ということは、人間の本来の姿がどんどん質の悪いものになっているということがいえるのかもしれないですね。ネットの言葉は、人々の本音が少し、入っているのですから。。