2010年12月14日火曜日

いつになるのか価格の正常化。。

 jr.です。

 このブログを始めてから一度も景気のいい話をしてません。
むしろできないというのが本当のところです。つらいところで
す。。
 これ以上、政治や政府の責任にしたところで、仕事が増える
わけでもなく、景気が良くなるわけでもないので、もう国への批
判や政府への不満は語らないことにします。でも、製造業者と
しては、いい加減このデフレをなんとかしてほしいと願うばかり
です。
 材料加工には、実際定めた価格とは違う製作コストがあります。
切断準備、工程、2次加工、配送。。それらを加味して価格設定
をします。まあ、これは製造業者にかかわらず、商売全体でみて
もそうなのですが、物の大小や量によっても当然価格は違ってき
ます。が、このデフレ不況になってしまっては、そんな常識も通用
しません。どんなに小さく、量が少ない製品でもすべて大きいもの
量の多いものと同じ価格設定でというケースは当たり前のようにな
ってきつつあります。ある程度、まあこれぐらいが適切な価格では
という価格がすべて壊れてしまっている、まあ要するに価格破壊
状態というか、「崩壊」しています。
 よく同業者の方というのですが、レストランにいっても食べ物が
さまざまあり、どれもがその分量や種類によって価格が異なって
いるし、例えば列車にしても特急車と普通車では切符の値段が
違います。しかしこの業界では、種類や分量が違っていたり、納
期が至急、そうでないに関わらず一律この価格でと、製造側が決
めるでもなく、発注者が指定するケースが多くなっています。これ
が商売でしょうか?これが資本経済でしょうか?個々に談合して
いるだけ、ダンピングしているだけです。誰も得をしない仕事を
ただ毎日繰り返しているだけなのです。こんな経済がもう3年以上
続いているのに、一向に企業の数は減らないし、一向に仕事状況
は一部を除いて変わっていません。
 まあ、こんなことを書いても自分から変えていこうとしていない自
分がいるので、むなしくなるだけですが、本当に今の状況で皆さん
が納得して仕事をされている方がはたしてどれくらいいるのでしょ
うか。今の状況が、本当に通常なのだと思って生活している人がど
れくらいいるのでしょうか。いつ終わるかもわからないこの価格設定
の異常事態が「なに、そんなの当たり前のことじゃないか」と、皆が
思ってしまう時代が来ることを、私は戦々恐々として迎えることに
強い不安を感じています。