2010年12月25日土曜日
今年もありがとうございました。
2010年12月14日火曜日
いつになるのか価格の正常化。。
2010年12月6日月曜日
久々の議論と心地いい時間。
2010年11月27日土曜日
残された人生。
※【時間銀行のお話】
次のような銀行があると、考えてみましょう。
その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、 86,400ドルの中で、あなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。
あなただったらどうしますか。もちろん、毎日86,400 ドル全額を引き出しますよね。
僕たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それは時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週刊誌の編集者に聞いてみるといいでしょう。1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
10分の1の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。
だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。明日は、まだわからないのです。今日は与えられるものです。
だから、「英語では今をプレゼント(=present)」と言います。
※mixiにて掲載されたものを転載しています。
2010年11月22日月曜日
うちの姉。
2010年11月9日火曜日
納期だけじゃない。

2010年10月27日水曜日
プラズマ切断機導入。
2010年10月5日火曜日
厳しい現実。
2010年9月18日土曜日
それぞれの道。
久々のブログです。twitterで呟くことが多いので最近は更新も滞っ
ていました。本人自身の胸の内を吐露していることが多いので、機会
があれば見て頂くなり、フォローお願い致します。
盆前にあれだけバタバタしておいて、9月に入るとぱったりとまた仕
事が止まっています。なんか1カ月周期か2カ月周期で変わっている
仕事のサイクルです。事務所にいてもしょうがないのですが、得意先
にTEL営業しても、まるで仕事がないと嘆かれてしまいます。材料を
たんまり積んで走るトラックを見かけたりすることが、以前より本当に
少なくなっています。原因ははっきりしていて、需要不足です。爪の先
に光を灯すようなわずかな仕事をめぐって、数十社が競合している状
態。わずかな物件にも、商社が絡んで、がんじがらめにしてしまいます。
弊社は、商社とのパイプも薄い会社なので、本当に痛いです。今更商
社とのパイプをつなごうと思ってもなかなか相手にされることは難しい
です。他社にはない、何か特性をもった商売をしていかないと駄目な
のですが、切断加工にプラスして何かをしないといっても、限られてく
るのが現状です。
以前勤めていた会社の同僚が、退社するということで先日送別会
に参加させて頂きました。彼もまた家業を継ぐとのこと。ただ、やは
り彼自身も家業だけではこの先もたないので、新たな道を模索して
いるようです。また、従来勤めている同僚後輩も、自分の部所での
それぞれの立場を考えているようです。それぞれにそれぞれの道
があり、みんなもがいているんだなと思いました。
現状を何とか打破したいものです。。
2010年8月21日土曜日
猛暑。。
連日猛暑です。工場内の温度はおそらく45~50度近くまでに
なっているようです。汗だくで作業をする従業員には申し訳ない
ですが、できるだけよい環境で仕事をしてもらうように考えてい
かないといけないですね。
考えないといけないことは秋口もたくさんあって、想定される
出来事や予定について、ある程度先読みしながら動いていくよう
にしていかないといけないのですが、仕事が突発的になりそうな
ので予定通り行くかどうか毎日が不安です。どうやら、秋以降
は仕事が出てきそうな感じはありますが、バタバタしているだけ
で終わってしまうような気もします。予測される秋以降の仕事
の動きもまた頭に入れながら、会社環境の整備もしていかなけ
ればならないと思っています。
会社の方向性も上を向くように考えていかないといけないので
すが、これはある程度仕事が出てきたら着手できればいいかな
と思います。
2010年8月3日火曜日
自助努力のない社会で。。
大阪の児童2児遺棄事件に、すごく心を痛めつけられてる。
自分にも2人の子供がいるが、ほぼ年齢は変わらない。母親
は育児放棄をしていたが、その話を聞くにつけやりきれない思
いにかられる。。
子供はもちろんかわいそうだ。一番の被害者である。でも、
親となり、一時は母親になったことの幸せをかみしめていた
容疑者が豹変してしまったのは、最近ではめったにみられない
母親としての自助努力というもののなさだ。これは、どうしようも
ない。道徳教育もなくなり、向こう三軒両隣の近所付き合いもな
くなり昔の古き良き日本の文化が失われているからだと思う。
誰かか手を差し伸べれば。。は結果論であって、最終的には
自分の自助努力能力があるかないかになる。彼女自身に
この状況をなんとかしなければと思う気持ちがまったくなかった
のに、周りが手を差し伸べてもまったく無意味だったかもしれな
い。
私の奥さんは、子育てに追われているが自分でどうにか対処
しようと、引っ込み思案なところがあった性格を自助努力で変えた。
そして母親として子供の環境に必死でついていこうとしている。
彼女にそれをしようという能力はなかった。結果、悲劇を生んでしま
った。
子育て環境の整備以上に、子育てをする親の環境を整備していく
こと、皮肉にもまた事後反省しなければならないが、政治だけではな
く私たち社会全体が、見つめなおしていかなければならない時期に来
ているのではないだろうか。。
2児の冥福を祈ります。合掌。。
2010年7月29日木曜日
境目。
多少仕事混んでいます。自慢できるほどでもないです。猛暑に
よる稼働率低下が著しいこの時期、喜べるほどの仕事量の確保
ができないこととともに頭の痛い今日この頃です。
景気が上向いてきたと感じることはあまりありません。しかし、
設備関係が徐々に騒がしくなっているのは確実なようです。只
これもやはり仕事があるところとないところの差は激しいようで
あったとしてもかなりの安値が横行しているのは事実です。安
値でも仕事量の確保に動くか、確実に利のある仕事だけをとる
かの境目が今のような気がします。デフレ忍耐ももう大半の企
業が限界を超えています。限界を超えた今が、仕事あるところ
ないところ、利益でるところでないところ、資金力あるところない
ところの境目のような気がします。これを乗り越えれば、光が
なんとなくみえそうな予感はしますが、予感だけに終わらない
ことを、私本人が一番願っているところです。(笑)
2010年7月17日土曜日
棚卸です。
梅雨明けも間近の好天、本日は棚卸です。今日は中国経済
について、ちょっと持論です。
日本がバブルで沸き立ったころ、終盤に行った土地の総量規制
や消費税増税により、一気にはじけていったのですが、中国でも
最近土地の異常な高騰によるバブル景気を抑えにかかっている
とのこと。日本と大きく違うのは、広大な国土と人口です。ちょっと
抑えたとしても日本とは違い、さほど景気に影響するということは
なさそうなのですが、しかし上海の市場は徐々にじわじわと株が
安定をし始めているようです。ここで同時に土地や貨幣の規制を
一気に行ってしまうと、回復基調の世界経済に大打撃を与えるの
は必至でしょう。特に日本やアメリカは中国への依存度を高めて
いるので、内需が冷え切った中の中国経済の変化は十分影響
を受けるでしょう。中国経済はは上海万博を機に「上がりきった」
と思われます。日本でいうとこのオイルショック前まではきた感じが
します。ということは、次のステップとしては、資源不足に陥る可能性
がします。上がりきると次は下がるというのが、経済の常です。
やっぱりそう考えると、中国は日本より成長スピードが急激に上が
っている気がするので、2,3年もすれば人件費も日本の10年前くらい
の水準になるのではないでしょうか?
で、そういうことも踏まえてこれからどういう計画で進めるのがいいの
か。今からの5年間で、体制を整えなおすこと。シフトチェンジの5年間
だなと思っています。従来型の古い体質から新しい体質に変えていく
ことでもいいかもしれないです。政治でも、経済でも、この5年の間に
血を入れ替える準備をしなければならないと思います。ここ数年日本
は、どの国よりも動き出しが遅く、動き出した時にはすでに他国に先を
越されているケースが多いです。この5年が本当の意味での勝負にな
ってきそうです。あまり根拠のない、私の戯言ですが。。(笑)
2010年7月8日木曜日
意外としぶとくやってます。
暑い日が続きます。皆様お体お気をつけて。例年の決算月とは違う雰囲気です。当然ですが。。(笑)毎日遊ばないように仕事をすることのありがたさを、いろんなところをまわってるとすごく感じます。殺伐とした、まあいわばすでにもう当たり前の光景ですけど、安価な仕事をみんながこちょこちょと低いレベルで競争する。それでも明日が過ごせる仕事を受注すればとりあえずしのぐことはできる。日々その繰り返し。。耐えろ耐えろというけれど、限界はそこまでみんな来ていると思います。といっても、意外としぶといのが日本の会社ですけど。。
うちの会社も意外としぶとく頑張ってますので、どんどん発注して下さいね。(笑)安値でも応相談です^^こんな時代です、積極的に前向きに協力していきますよぉ^^
2010年6月22日火曜日
お手上げ。。
いやあ、このブログを始めてから景気のいい話を書いた記憶
がなく、むしろ愚痴ばかりだったような感じがしますねぇ。読み返
すとよくわかります。。(笑)恥ずかしいです。むろん、本日の更新
内容も特に変わりがない現状を憂う内容になっています。。
どうなんでしょうね?皆さんお元気ですか?(笑)
こんなことを言うのは、まるで会社に有意義な電話が鳴らないの
で聞く次第です。どこに聞いてもお手上げの状態。本当なのかどう
か確かめに行っても、現状はまったく進展がないようです。
「年内は厳しいな。もう来年やな。。」
「秋口にはおそらく動くと思うけども。。」
毎年繰り返されるこの時期の挨拶のような気休め。。今、現実
に今、仕事がないと前にも向いて行けないので、本当に困ります。
そんな中でも、こつこつと発注していただける協力企業には涙が
でるほど感謝しています。本当にこの不況下でも注文を頂ける事
が、ささやかに感じる最近の幸せです。この先どうなるかわかりま
せんが、もしも多忙になったとしても、この時期に少しでも注文をし
て頂いた企業の方に対して、そっぽを向けるようなことは絶対にし
ないと、心に誓っています。なので、この時期に本当に仕事を頂き
たいです。
どんな納期でも、納入場所でも対応させてもらいまっせ。
宜しくお願いします!
2010年6月3日木曜日
後ろばかりみても。。
先日営業先よりHP見させて頂きましたと言われ、くだらない
ブログもご覧になったのかなと思い少し恥ずかしいような感じ
です。この場を借りて、「先日はありがとうございました。」(笑)
ここ数日は動き回りです。実のある話につながればいいの
ですが、厳しいでしょう。しかし、後ろばかり見ていても、人生は
進んでいるので、とにかくあがいてあがいていくしかないと思い
ます。政治にはうんざりです。泥臭い人がいないですね。
誰がなっても机上の空論でしか見ることの出来ない政治家は、
ほんとに危機感を持って物事に対処しているのでしょうか。
それは日々の生活に何の危機感を持たない国民と同じなのか
もしれませんね。国民目線。。皮肉なもんです。政治家は政治家
目線で国の窮状をみてほしいものです。
2010年5月27日木曜日
協力企業との連携。
世の中の景況判断と逆行するかのように不況です。弊社もいよいよ
正念場です。帰休などをしながら乗り越えなければなりません。
不況下ではありますが、出来うる限りの営業活動を行っています。
しかし、巷では少しの物件でも、5,6社の競争になったり、まったく別
分野から割り込んでくるような業者と競合になったりでなかなかスム
ーズに仕事が来るということはなくなってきました。それだけに今まで
当然のように受注してきたものも、とまってきたり競合相手にとって
代わられたりすることもあります。
これまで独自で仕事をとってきた弊社ですが、今はほんとうに協力
企業の方々に助けて頂くことしかできない感じです。数多くの協力
企業との連携を密にして、なんとか不況を乗り切りたいです。
2010年5月1日土曜日
私の考える今後の事業展開。
先週来、老舗の鉄骨業者が次々に廃業、事業停止になっています。
主な材料販売の多くを、鉄骨業者に依存している弊社にとって、危機
的状況であるというのはいうまでもありません。正直、ここまでひどくな
るとは想像もつきませんでした。また、自分の会社の事業がいかに今
まで場当たり的で、将来的なビジョンが薄かったということをここ最近
になって痛感させられているところです。
今後、事業を続けていくには単独での事業展開は難しいと私は思っ
ています。やはり、現在の事業を生かして将来につなげられるような
仕事を持つ企業体への淘汰の中に加わるしかないように思います。
今期中に新たなビジョンを考え、先にすすめるようなことを考えないと
いけないのですが、そのためには古い考え方を捨てて新しい考えで
前に進むことをしなければならないと思います。私的感情と考えでは
もう生き残ることはできないと思います。
最初に考えることは、徹底したコストの削減と人員整理。その次に、
新たな企業体へのアプローチ。同業種同士の統合は、必ずお互いが
ウィンウィンでないと意味がないと思うので、私は製造加工業者との
業務提携、統合が一番だと考えています。とにかく話があればどんど
ん聞いていこうと思います。(当然怪しげな話以外ですが。。(笑))
2010年4月20日火曜日
来ました。。二番底。
確実というか決定的というか。。二番底が来ているように思います。
4,5月ともに物件は少なく、ジリ貧状態です。やっておくだけという
仕事だけで、不安ばかりが襲う月になっています。
最近常に考えることは、先々の不安です。製造業に未来があるとは
ちょっと考えにくくなってきました。とはいえ、この仕事をやっていくと決
めたからには、どうにかして存続していくための何かを考えないといけ
ないのですが、どういう観点から考えても、これからどんどんよくなって
いくという業種ではないような気がします。海外の市況にもよりますが、
国内産業の衰退は、国がなんとかしないかぎり、自力で回復するとい
うのは難しいのではないかと思います。一部には景気回復の兆しがあ
るといいますが、本当にそれは国内製造業全体が潤うほどの回復で
はなく、一部企業のみの回復にとどまっていて、これを指標にしている
政府高官は本当に国民の生活を見ているとは言えないと思います。
仕事がないのを政府のせいにしていては前を向いて歩いて行けない
ですが、本当に何かを考えないとこの不況の波にのまれてしまうのは
確実でしょうね。
いろいろな可能性を考えながら、この週末は東京に上京します。
2010年3月27日土曜日
利害関係と人間関係。
前にもお話ししましたが、私は今後継者を養成する講座(期間3年)
を受けています。そこで出会った様々な業種の後継者の皆さんと、
刺激しあい、話題を共有する会を作りたいと思い「継笑会(けいしょうか
い)」という異業種交流の場を発起させて頂きました。今までで計4回
ほどの交流会の実施で、約15社の異業種後継者、関係者の方々が
会の意義に同調して頂いて集まって下さいました。正直、こんな大きな
ことになるとは思っていなかったので、予想外の反響にただただ驚き
感動しています。私は後継者という立場にありながら、どっちかというと
引っ張るタイプではないので、こういう会を発起すること自体考えられな
いことなのですが、お互いがお互いを刺激し、話をしていくなかで得られる
ものは、考えた以上に多くあって、これは絶対に自分にプラスになるし、
いつか何かみんなでできるんではないだろうかという期待もあってかなり
思い切って、発起させて頂きました。集まった方々は皆様々な環境で仕事
していて、驚かされることばかり。でも、それぞれの業種の仕組みがわか
って、本当に毎回実のあることばかりです。それ以上に、人とのつながり
の大切さを感じます。
この会がきっかけなのはもちろんですが、最近になって自分がやってい
こうとおもう、商売のスタイルというか自分だからこそできるスタイルとい
うものが徐々に見えてきたような気がします。ちょっと遅いのかもしれま
せんが、本当に最近になってあーこうしようとか、こうしていこうみたいな
おぼろげながらぼわっと見えてきたなと思います。それは、小さい仕事
でも大きい仕事でも、そこに携わる人の気持ちや思いを理解して、誠実
に対応することです。もちろん利害関係も大事ですが、それ以上に人間
関係を大事にして、信頼関係を維持することのほうが、後々に絶対に
自分にプラスされてくると思うのです。社長からしたら、「お前は甘い。
商売に向いてない」と一喝されそうですが、そうかもわかりません。
でも、自分にプラスになることが周りにもプラスになるようにしたい。
そうすることで、良好な信頼関係ができれば必ず会社にも大きな財産
になるような気がします。
2010年3月20日土曜日
デフレ脱却へ。業界の奮起を。
ここにきて、各社仕事の優劣が顕著になってきたようです。
採算度外視の受注というのは減少傾向。材料の価格も上が
り傾向で、無理をするとやけどする可能性も出てきました。
本当の意味での我慢比べは、ひょっとしたらここからなのかも
しれません。赤字幅の縮小に向けて、デフレ脱却のチャンスは
もう目の前にきているといってもよいと思います。
通常なら、ここで一気呵成に価格転嫁にいくのですが、今まで
と違うのは、圧倒的に需要が少ないということです。
市場としてはここからは上がり傾向に向かいたいのですが、仕事
の絶対量は減っているので、事はそう簡単にどうもなかなかうまく
いかないのです。ただ、間違ってはいけないのは確実に価格は上
昇しているということなので、絶対に損をしてはいけないということ。
ここからの損は、結構致命的になりかねない可能性があります。悪
くてもトントン(損せず得せず)にもっていき、上積みできるところは
確実に上積みしていく、そういうかじ取りになっていくでしょうね。。
(はっきり言ってめちゃめちゃ難しいですねぇ。。)
まあその間に、 業界全体で、早くデフレ脱却と正常な価格体制に
はやくもっていく努力をしないと、この国の製造業は衰退するような
気がします。各自が生き残るために、業界全体のさらなる奮起が必
要だと思います。
2010年3月6日土曜日
経営者の負担。何もない自分。。
今週は大変でした。正直いろんなことを考えました。経営者
の階段を上ることの難しさを改めて痛感しています。
実は社長が所用の為、1週間程の留守をしました。その間に
いろんな案件の見積や受注を何件か自分の判断で決めてきた
のですが、自分の経験のなさと勉強不足で自信のない状態の中
ですので、さまざまな不安感が生まれ、夜も眠れない状態でした。
本当に情けない話ですが、自分の力不足を思い知り、また社長
の気持ちと経営者としての負担の大きさというものを改めて感じる
1週間だったと思います。悩み多き1週間でありました。。
先日、2時間ほど社長と二人で話をする時間があり、社長から
じっくりと経営の話を聞きました。さらに、その前の日にはいつも
3か月に1回ある講座でも、裸一貫から起業した社長の話も聞く
ことができました。まったく同じ内容で、まったく同じ考え方。。
共通して教えられたのは、「自分の経験した話と同じことは他人に
はできないのだから、その話をいかに生かせるのかを考えていか
なければならない」ということでした。話を聞いていても、共感できる
こととできないこと、確かにあります。それをいかに自分の中でいか
すようにするのかを考えないといけない。しかし、私にはまだそれを
いかすだけの自信と経験が少ないので、正直とつとつと語られる
社長の話や、講師の話に感服するだけでいつも自己嫌悪になります。
自分らしさを生かすには?周りが納得いくだけの成果をあげるには?
自由に動けるだけの自信と経験は?俺に経営するだけの器ができる
のか?社長に安心してもらえるだけの力が短期間で本当に身につくの
か?家族の不安をとりのぞけるのか?生き残れるのか、残るとしたら
どうすればいいのか?。。数えればきりがないほど、自分に対する問題
があり、その解答には空欄ばかりです。
今朝も目覚ましより早く目が開きました。ここんとこ毎日です。寝る直
前までずっと仕事のことを考えていたので、朝も目が覚めると仕事のこ
とです。早くて重い1週間が、ようやく終わりますが、休日は何も考えな
いようにしたいです。。
2010年2月11日木曜日
信頼関係とは。。
昨日こんなことがありました。
A社が作った加工物(約トータルで1トン強)が、完全なミスで
すべて作り直すことになりました。しかし納期は2日後。今から
材料を手配して加工物を作ることというのは至難の業です。
たまたま別件でうちの会社に来ていた同業の営業の方が、そ
の材料を手配してほしいのだが、できれば溶接加工までして
ほしい、社運がかかっているのでとの依頼を受けて困ってい
ました。その営業の方とはもうそのかたが入社されて以来、ず
っとうちと取引関係をもっていて、社長とは旧知の間柄です。困
っている様子を見かね、社長はその仕事をなんとかしてやろうと、
まず材料加工を1時間程度でやってしまいました。しかし、今度は
溶接加工がネックになります。うちはまったく溶接加工はできませ
ん。しかも、機械加工に1日は最低かかるので、1日ないし半日し
か、溶接加工までの猶予はありません。普通なら納期まで最低2日
以上は欲しいような加工条件の中、社長は加工業者に直談判まで
して、何とか夕方に仕上げた材料を引き受けてくれた加工業者まで
運び、翌日の午前中にすべて終わらせ、1日の余裕を作って機械加工
業者に渡したのです。
「信頼関係や」。こんなことが、どうして出来たのか。社長に問うと
即座に返ってきました。まずは困った仕事を受けた同業他社の営業
の方と、社長との信頼関係、社長と無理な納期の加工を請け負って
くれた会社との信頼関係。このどれもが欠けていると、こんなことはでき
ないと。「よし、やろう!あとはまかせておけ!」という社長の一言は、
何かずんっと自分の心に響く声でした。今の自分には、あんな声をだす
ことはできないな。。また一つ、社長の存在が大きく見える瞬間でした。
「そのかわり、お金のことはいうたらあかんで」。
もう社長には脱帽です。(笑)
2010年2月6日土曜日
古き良き悪き悪き。。(笑)
久しぶりのブログです。ネタがないわけではありませんが、
ここのところ御無沙汰でしたね。
仕事の方は相変わらず低迷しています。我が日鋼スチール
は、鉄骨建築関係の鋼材加工を主力に行っていますので、
鉄骨関係は軒並み仕事が減っています。あったとしても、同業
他社が多いので、低価格競争にさらされてしまいます。お互いに
得をすることはないのに、低価格で推移する今の現状は、嘆か
わしい事態です。本当に毎日がサバイバルになってきつつあり
ます。年初めに私がずっと考えている「生き残り」について考える
余裕すら、現状では許されない状態です。
前にもいいましたが、お互いにいい状態、条件がそろえば、企
業間の業務提携、あるいは業務集約、合併などを考える時期に
来ているのではないかと思います。ひとつ、言っておきますが、
これは今、余裕のある会社が考えることです。今苦境にたたされ
ている、借金まみれで倒産しかかりの会社がこんな提案をしたっ
て、相手にはされません。私が今こういう提案をするというのは今、
私たち材料加工屋が、世間一般の製造業に比べてかなり低いレ
ベルで見られている現状があります。それはなぜかというと、まっ
たく企業価値、産業価値を下げるような激しい価格競争の真った
だ中にいるからです。いずれこの流れは産業の破たんを招くでし
ょう。外国からの外圧にも向かっていかなければならないし、お互
いがつぶしあうような競争は誰も得をしないと思います。
では、どうすればいいか、ということを考えたときに、業界全体の
再編が必要不可欠になるわけです。何か新しいことをしようと考え
ることもよいことですが、一つのしがらみの中で、どんな新しいこと
が生まれるのでしょうか?時間とお金の余裕は、現状ありますか?
明日を生きていくのにみんな苦労しているのに、希望の持てる新た
な事業、産業の研究開発をすることができるでしょうか?
少なくとも私はできないと思うのです。
枝葉に分かれた業界を一つの幹にするのは容易ではありませんが
出血をくいとめる一つの手段にはなりえると思います。しかし、この
業界には、これまでも再編の流れが出来かけては消えていく悪しき
伝統があります。古き良き流れも当然この業界にもありますが、とに
かく鉄を扱う業者は、シャレではありませんが頭が堅い人々が多いで
す。(うちの社長も含めてですが(笑))きっと我々世代が台頭してくる時
期まで、この悪しき時代は続くでしょう。なら、しがみついてでもはいつ
くばっても、時代の流れが変わるまで生き残るのみです。しかし現状お
互いが協力して絶対に企業価値を下げない、勝ち残っていこうと考えて
声をかけて頂けるところがあれば、私も社長も聞く耳をもって前向きに
検討するつもりです。
2010年1月16日土曜日
あれから15年。
15年前のこの日、私は東京に向かう新幹線の中でした。
明日には未曾有の災害が起こることも知らず、成人式を
実家で過ごし、大学のレポートの締め切りが迫っていたの
で、朝の新幹線で東京に戻り夕方から友人とレポートを仕
上げる約束をしていました。結局、友人は挫折し、私は夜
中までかかってレポートを仕上げて、そのまま眠りにつき
ました。いつもラジオのスイッチを入れたままで寝る癖が
あったので、FMから流れる音楽を心地よく聞きながら眠
っていました。
何時かわかりませんでしたが、ラジオから「神戸が地震
です。神戸に大変大きな地震が起こったようです」という
アナウンスが流れたような気がしましたが、夜遅くまでレポ
ートを仕上げていたので、夢の中の出来事と思ってしまい
寝ていました。
17日の朝10時ぐらいに目が覚めて、何の気もなくテレビ
をつけました。その目の前には、信じられない光景が広が
りました。あの瞬間は、今でも記憶しています。折れた阪神
高速の橋脚が、何本も折り重なるように倒れた、あの空撮。
茫然としていた私に、友人が「お前の家は大丈夫か?姫路
なら神戸に近いんじゃないのか?」という問いに、我に帰り
ました。電話をあわててかけたが通じない。。私の脳裏に
最悪のことが広がりました。昼すぎになりようやくつながった
電話で、無事がわかりましたが、それから10日間ほどテレビ
をつけっぱなしで、神戸の様子をずっと見ていました。義援金
を初めて送りました。
震災によって、将来の夢も変わりました。マスコミ絶対志望
だった考えが、震災報道をずっと見て自信をなくしてしまいま
したし、すごく震災がいろんな人のその後の人生に影響を与え
たと思います。兵庫県人でいるかぎり、この出来事は一生忘れ
られないでしょう。また、忘れてはならないと思います。
合掌。
2010年1月5日火曜日
今年の抱負は、「生き残る」。
新年あけましておめでとうございます。
あけてしまいました。(笑)仕事は先細りです。年明け
から厳しい現実が待っています。今年の展望は、どんな
専門家でもわからないといっています。それほど、日本
経済は破たんしかけているといっても過言ではないでしょう。
しかし、どんな経済誌や新聞にもいっていることですが、
そう簡単に日本の技術力や経済力は侮られることなどは
ないといいます。その自信は、一体どこからくるものなのでし
ょうか。過去の栄光にすがりつく、日本人の悪い癖からなら、
そんな自信は吹いて飛ばされるような軽いものです。現実は
今年経済大国としての順位は18、19番目になり、21カ国あ
る先進国のなかでも、下位になります。翻って中国は日本に
とって代わり経済大国としての地位は、アメリカに次いで2番
目になるのです。
生き残るためにはどうすればいいか。成長を考えるより、
今年はそれを考えなければなりません。夢の為に、自分の
人生の為にと言う前に、今年は生き残ること。それが第一
です。それが未来に希望を残すための第一歩になるのです
から。生き残るためにはどうすればいいか。今年はこの問い
かけを毎日自分にして、毎日考えたいと思っています。