2009年3月3日火曜日

守らなければならないこと。

 jr.です。

 3月に入りまして、季節は春めいてきましたが、本業の方は
未だ在庫調整の真っ只中にありまだまだ春は遠い感じです。
同業他社の価格の泥仕合は相変わらず、どこも在庫調整
に四苦八苦している様子がわかります。そんな中でも、守ら
なければならないものはあるはずです。しかし、もはやこの
業界はまったく以前とは違ってその守るべきものにも変化
を起こそうとしている感じがします。

 普通、鋼板には規格というものがあり、規格の応じてエキストラ
(いわゆる追加料金)というものが存在し、かつ板厚のおいても
エキストラは存在します。しかし、最近ではそのエキストラ体系を
無視し、独自の価格設定により、採算度外視で格安で材料を提供し
ている業者が多いのです。まったくそんなことをしても意味がないの
にです。ただ、値段のみが独り歩きし他者の価格迄もに影響を与え
てしまっている現状があります。その結果、単価は低い水準になって
しまい、業界全体の浮上は難しくなってしまいます。

「生き残るためにはしょうがない」と言われてしまえばそうかも
しれませんが、全部が死んでしまってからでは何の解決にも
ならないのではないでしょうか。

 変化、変革ともてはやされている今ですが、全員が上を向ける
変化、変革なら大歓迎です。しかし、自分で自分の首をしめるよ
うな変化、変革というのは、いったい何のメリットがあるのでしょう。

 
 先人が築きあげてきたものの上に、自分たちが乗っていることを
私は忘れてはならないと思っています。築き上げたものを壊すよ
うでは、自分たちの足元までもなくなってしまう可能性があるから
です。もう死語になりつつある「適正価格」をもう一度考える必要
があるのではないでしょうか。間違ってほしくないのは強気になれ
と言っているわけではありません。礼を尽くして、お客様に説明し
その上で検討を促すことが、適正な商売のやり方ではないかと
いうことです。まったく私が言いたいのは普通のことなのです。

若い人材に仕事に対する意欲を促すには、浮上のない泥沼
の中に立たせることが果たして正しいことなのかどうか、業界
として考えていかなければならないと思います。

 今日は長文になりましたね。。(苦笑)