2018年10月20日土曜日

人件費、運送費高騰と正当な価格提示。

 Jr.です

今日のガソリン価格の提示をみて驚きました。すでにリッター150円を超えていますね。運送コストがさらに上がってしまうので、頭が痛いです。今まで製品価格を抑えていましたが、すでに限界がきており、反映せざるを得ない状況になっています。しかも、このところの人材不況による、募集広告費負担や給与のベアなどで人件費も軒並み天井知らずというところになっています。我々製造業を営む分野は、正念場になっています。
 検査費や事務手数料などはこれまでなんとか儲けの中から吸収してやってきていましたが、このところの建築需要の高まりと、このところの特に原料や製品の不当な検査の問題が重なり、厳密な書類の提出などを求められる時代になってきました。それまでも普通にあったのですが、さらに厳しい書類の正確性が求められ、事務の負担も増大になっています。
 この度弊社は「鋼材トレーサビリティ」の管理費用の請求を、お客様に求めていく方針を決めました。品質検査や製品検査の資料作成には、多大な時間と個の能力がかかっており、ほぼこれまではサービス同然となっておりました。しかしながら、前にも示した状態の中で、通常業務にプラストレーサビリティの処理をしていくには、あまりにもコストがかかり過ぎている状態なのです。これを打開していくには、個の能力の維持も大事ですが、それに準ずるソフトの導入など新たな対策をしていかなければなりません。曖昧な部分を正当にして、きちっとした価格設定を提示しなければ、会社の存続すら危ぶまれます。
 おそらくこの流れは止められないでしょう。各同業他社も追随してくるものと思われます。労働環境の改善や、少子化、人材育成の分野に早く国自体が手を打っていかないと、これまではいらなかったさまざまな部分のコストが明確に浮き彫りになっていくと思います。

2018年9月21日金曜日

天災には非力。こんなときこそ国の力を。

Jr.です

今年は稀にみる天災続き。猛暑も天災に入れるとしたら毎月のように
天災にあっていた感じがします。そんな天災続きで、工事の遅れも
当然のようにありますが、材料も製造メーカーのほとんどが海辺にあ
ることもあり、先日の台風で、かなり大阪はダメージを受けているよ
うです。いまだに操業が難しいところもあるそうで、工具類を扱うメ
ーカーなどは、資材が届かない状況が続き慢性的な「材料不足」に陥
っています。当然工具、部品類が不足すれば、製作も遅れます。工期
遅れは当たり前のようになっていて、材料は作れない、作っても受け
入れられない、配送業者は荷物に追われている、人出はないというよう
な悪循環が出てきています。
 仕事自体は現在のところ好調に動いてはいるのですが、こうなると
足踏みが出始めるのではないかと少し心配になっています。天災には
人は非力なので、どうしようもないのですが、製造現場や製作現場が
止まらないように、何らかの対策を国に求めたいですね。





2018年8月6日月曜日

受注したいのはヤマヤマですが。。

Jr.です

8月に入って、少し気温も残暑と呼ばれるレベルまで下がってくれないかなと思っていましたが、全く7月の酷暑と変わらない状況に苦慮しています。この暑さでは、工場内も50度近くなります。火を使う作業ですので、仕方がないのですが、例年にない酷暑にさすがの百戦錬磨の弊社工場作業員も精神的にも肉体的にも厳しい状況になっています。
 
 加えて、8月に入りいつものことですが盆前というのはバタバタと仕事が入ってきて、必ず盆休み前納期、盆休み明けすぐの納期のものが週の頭にどどっと入ってきます。通常ならば無理をしてでも、お客様の要望に応える弊社ですが、人材の不足や労働基準などを重視する昨今、あまり厳しいことも従業員には加せない現状があります。加えてこの暑さはいくらなんでも地獄としか言いようがありません。
 
 昔から弊社は「即納」「スピーディーな対応」でお客様に支持されてきました。弊社の売りはそこであり、その部分がお客様にとってもメリットのある会社だと認識されてきていました。しかし、人材不況という落とし穴に対応しきれておらず、結局は人材を失う状況にもなり、その売りは厳しいものになっています。できうる限りご要望にはお答えしてきた弊社ですが、追い込まれてきているのは間違いないと思います。

 こんな現状を抱えている中小零細企業は多いはずです。これからの製造業は不計画ではやっていけないと思います。前もって計画的に仕事を組み立て、突発的なことはできうる限り避けて、きっちりとした生産計画を出す形(現状建産機や、製缶同様に)にしていかないと、なかなか納期通りとはいかなくなると思います。弊社の売りは消えますが、お客様にとってもそれはプラスに働くことになりますし、我々もスピーディーに対応できるのではないかと思います。

 とはいえ、なかなか現状はそういう風にはなかなかいかないですよね。昔のような互助的な同業者の組合もすでにありませんし、自社で対応していくしかないです。もう私の頭の中では、ずっと「労務疲弊」のことがよぎって仕方ないです。成功した例などもみていますが、さて弊社に当てはめていけるのかどうかというところです。この仕事を引き継いでいく身ですが、不安感ばかりが先行してしまいます。労務に関しては大胆な対策をしていかないといけない時期に近づいている気がします。

2018年7月31日火曜日

酷暑の7月でした。。

Jr.です

7月、いろいろありましたがもう終わろうとしております。
一応上半期終了ですね。

W杯、大阪の地震、西日本豪雨。。大変なことが多くあり、
結構長く感じた7月でした。特にこの「酷暑」。すでに災害
であり、危険な気候ですよね。弊社工場も、工場の奥にいく
ほど暑くなり、いちばん奥の機械を使う人間は気の毒でした。
ベンチレータでもとおもったのですが、窓で十分とのことだっ
たので、工場の奥もさすがにこの夏は窓を切りました。ずいぶ
ん空気がこもってたので、窓を付けた瞬間かなり空気が通り、
ずいぶん変わりました。効率を上げるためには、従業員の働く
環境を充実させることが一番です。これからも、従業員の環境
を充実させていく決意です。

8月弊社が始めることは、求人募集です。8月には一人長年勤
めてくれた従業員が職場を離れてしまいます。現在公的機関数
か所に求人をしていますが、まったくリアクションがありませ
ん。躊躇しましたが、求人が比較的集まりやすい求人サイトへ
の登録をすることにしました。全く成果がないかもしれません
が、雲をつかむような話ばかりではいつまでたっても誰も来て
はくれないので、こちら側から積極的にアクションしていかな
ければと思い、決意しました。

 製造業、特に工場勤務は以前として不当な労働、残業代未払
などの問題があるようで、そのイメージが多く、求人もその影
響を受けて集まりにくくなっているようです。企業努力が足ら
ないため上がらない加工賃などの影響もあるのかもしれません
が、従業員中心で考えていかないと、労務で会社を衰退させて
しまう可能性が、今の時代ありえます。弊社はまず労務への重
要度を高くしており、きちんとした給与体系、従業員フォロー
をしています。その点を強くアピールしていこうと思います。
以前もブログでお伝えしましたが昨今、製造会社のCMが多い
のも企業がなにかアピールしていかなければ、誰も振り向いて
くれないという現状があるからです。弊社は零細企業ですので、
そんなに長くそんなに多くのお金をかけて、求人はできないで
すができるだけのアピールをして、何とか製造業に目を向ける
若者、勤労者を増やせればと思っています。

酷暑、まだまだ続きそうですがこのブログを読んでいただいて
る皆様、どうかお体御自愛ください。


2018年5月30日水曜日

「時代の壁」を乗り越えていくこと

Jrです

ここ最近、本当にスポーツの分野での問題が深刻化していますね。
大相撲の暴力問題に端を発したさまざまな問題、大学スポーツで
も信じられないような問題が起こりました。誤解のないように言
っておきますが、これらの問題は言語道断です。言語道断ではあ
りますが、一昔前なら表には絶対に出なかった問題ではないのか
な、と思います。

 大相撲業界では、問題とは違いますが「かわいがり」と呼ばれ
るいじめにも近いような躾と称した暴力行為が当然のごとく行わ
れていた時代がありました。これによって力士は這い上がり、横
綱を目指して精神を鍛えてきた部分があるといいます。さらに大
学スポーツでも、あえて厳しい練習を課して精神的に強くなるよ
うにいじめに近い指導をし、選手を育ててきた時代がありました。
それによって、どんな苦境にも立ち向かえる選手になれるという
こともあったといいます。

 しかしこれらの指導は時代によって違うのです。

 昔はそれでも何の問題もなかったという人も多くいます。しか
しどんな理屈を並べても、この時代にはだめなのです。今こうい
う「時代の壁」を目の前にした事象が非常に多くなっていると思
います。これは会社経営にも言えることです。昔はどんなに会社
から無理やり仕事を押し付けられて、残業しても残業がつかない
ような環境でも、会社という安定的な職場環境にいることをよし
とした時代がありましたが、今はそんなことをすれば労働基準に
違反しているし、残業は自由にすることもままならず、安定する
のではなく、自分にチャレンジしていくために転職する時代です。
昔を知る弊社の社長の時代では考えられないような変化になりま
した。この「時代の壁」を乗り越えていくことこそ、これからの
社会に必要なことなのです。

 私はこの「時代の壁」が出来てしまった理由の大きな原因は何
と言われれば、やはり多様性だと思っています。閉鎖的だった社
会構造が変わって、ネット社会によってボーダーレスの時代に入
り、人々が様々な考えを持つようになったからです。生きるため
に必要なものを得るために、今はそんな必死にならなくても誰で
も手に入るようになりました。どんなにお金がなくても、携帯電
話は持っていたり、住む家がなくてもネットカフェで暮らす人も
いる。生きることに困らない時代になったのも、多様性のおかげ
でしょう。必ずしも多様性が悪いわけではなく、むしろどんな人
でもチャンスをつかめば成長できるようになった点をみれば、い
い時代になったのかもしれません。こういう時代に合わせていく
ことも大事です。しかし、いつもこのブログで言わせてもらって
いるように、昔の良い部分まで消し去る必要はまったくないと思
っています。なんだか今の時代は、そんな昔の良い部分まで消し
ていっているようで、すごく切ない気持ちになりますね。

「時代の壁」を乗り越えるためにしなければならないのは、多様
性社会になったにも関わらず、人と人とのつながりが薄くなって
しまって、情報に踊らされ個人個人が本当に一人で何でも判断し
てしまうようになっていることを改善することだと思います。
もっと情報を共有して、仲間と考え方をぶつけて、本当に正しい
答えは何かを導き出すようにしないと、この壁は乗り越えられな
いと感じます。いろんな考え方が蔓延している割には、みんな自
分でどう行動していいのかわからなかったり、自分の気持ちを相
手に伝えることが出来なくなっているように思うのです。壁に
思い切りぶち当たっていく勇気も、乗り越えるに必要なことだと
思います。
 
「俺はこんな考え方で君と接しているけれども、じゃあ君はどう
思っているんだ?」「俺はこういう思いがあるが、君はどう思っ
ているんだろう?」こんな簡単な質問が、互いに躊躇してできな
い社会になってはいけないと思うのです。もっと積極的に交流し
たり、外に出ていろんな人の話を聞くことも壁を乗り越えていく
為には大事なことだと思います。頑張ってみましょう!




 

2018年5月7日月曜日

空前の建築ラッシュ。早めの対策、対応を。

jr.です

年が明けてもう5月の連休も終わり、4月に入社した方々にとっては、これから始まる五月病との闘いが始まろうとしています。新人さんだけではなく、中堅ベテランの方も注意しないと五月病に侵される可能性は十分あります。今一度、自分の仕事を見つめなおして、気合を入れて梅雨を乗り切る準備をしていきましょう!

 この連休明けより、夏から秋にかけての建築構造物が数多く計画されており、製鐵メーカーはその需要で厚板製造がタイトになっています。空前の建築ラッシュがすでに始まりつつあり、材料確保に走るところが増えております。弊社も現在のところ、タイト感が強くなっており、納期対応に苦慮することになりそうです。構造物では一番に必要になってくる条鋼類と、その加工は現在のところ各製作会社、加工会社共に3~4か月詰まっている状態だといいます。早めに対策、対応しているところはかなり余裕を持っていますが、ぎりぎりまで設計に時間がかかっているような物件では、材料確保するのが相当辛い状況になってくると思われます。昔とは製作製造するスピードが2倍も3倍も違ってきていますので、いかにスピーディーに対応するかが、メーカー、材料加工業者の差になってきます。五月病に侵される暇などない状況が続くように、工程をしっかり組みながら早期に処理していく能力を高めていかなければならないと感じます。

2018年5月1日火曜日

人材を集めるには、業界への関心をもってもらうことが一番。

Jr.です

季節は春から初夏に向かっていますね。青々とした葉っぱが光っていて
春ももうすぐ終わるんだなと感じる日々です。
 
 弊社3名の入社があったと先月お伝えしましたが、1名が一身上の都合
で退社し、2名となりました。工場作業者1名、トラック運転手1名。本
当に昨今、雇用が難しくなっています。終身雇用という言葉は死語にな
りつつあります。それが働き手の有効な条件には入っていないのです。
若い人材が入ってきてくれることを望んでいますが、なかなか現実は厳
しいです。先日、ちょっと有名なパンケーキ屋に入ったのですが、中学
2年になる息子に、会計をすませたあと店員さんが「アルバイトしない
?」と誘っていました。まあ本気かどうかわかりませんが、各業種と
も、人集めには苦労しているようです。
 
 有望な人材が集まらないのは、やっぱりその業種に魅力を感じないこ
とも大きいと思います。他の製造関係に比べると、昔よりは負担はなく
なったとはいえ、まだまだ人海戦術頼みな部分は結構あります。正直、
今自分が若手でこの業種に入るかといわれれば入らないだろうなと思
います。金銭の問題よりも、やはり休日、働き方という点では旧態依然
の部分が多いので、今風に言えば「流行らない」職種に入るでしょう
ね。いかに若者に魅力を伝えられるかが、この業界にとって一番の課
題だと思います。

 ではこの業界の魅力って何でしょう?今唯一言えることは、皮肉な
ものですが「誰もやらない」「誰もやろうとしない」業種というとこ
ろでしょうか。短所は長所になりえます。手に職をつけようと思えば、
いくらでも身につけられるし、やっている人が少ない分、頼られる人
に誰でも将来なりうる、というところです。新しいことを始められる
わけではないですが、それなりのノウハウがあれば、この業界を自由
に渡れることも可能になります。やっている人が少なくなるというこ
とは、入ってくる収入もだんだん高くなるだろうし、収入がある程度
入れば、将来設計もできるので、人生計画を立てやすくなるというの
も大きいと思います。

 業種に関しては未来はないの?という声が聞こえてきそうですが、
難しい答えです。というのも、多くの事業所が事業承継が難しい、
大手に仕事を取られて廃業しているところが多いのです。しかしこ
れも逆手に取れば、仕事が完全になくなるということはなく、継続
して仕事が入ってきたり、また新たな仕事が入ったりするチャンス
もあるということです。一概に廃れていく業種だといわれますが、
完全に廃れるということはないです。この仕事で会社をとにかく盛
り上げていきたいという気持ちさえあれば、仕事が0になるという
ことはまずあり得ないでしょう。

 もっともっと魅力ある職業にしていくには、業界のことを常に発
信していくことが大事だと思います。近年、CMなどをみても、機
械加工メーカー、建築会社、電子機器メーカー等、メーカー(作り
手)の会社、製造業の会社のCMが数多く流れています。それだけ
若く有望な人材が、製造業に不足している現状があるからだと思い
ます。我々もTVCMが流せるだけの余裕があれば流したいとおも
いますが、現実には難しいので、ともかくHPやSNS等を利用して、
会社の情報を発信していく、アピールしていかなければならない
と思います。